【音楽】クラシック音楽は「曲がつくられた当時の演奏のしかた」をする必要があるのか
1:湛然 ★2025/02/24(月) 14:09:23.62ID:Sm67bHP392/24(月) 7:01 現代ビジネス ttps://news.yahoo.co.jp/articles/c118384af4cc56f7998b339308b1ce850f52fbc1 クラシック音楽を演奏するには、曲が作られた当時の演奏の仕方をする必要があるのでしょうか。 また、クラシック音楽を演奏するときや聴くとき、作曲家や曲がつくられた当時の時代背景について知っておく必要があるのでしょうか。 「歴史とか置いといて、現代の感覚で楽しめばいいじゃない」というわけにはいかない理由とは? 【この記事は、許光俊『決定版 交響曲の名曲・名演奏』(2月20日発売)から抜粋・編集したものです】 ■楽譜を読んで曲をわかった気になるのは「錯覚」 西洋の音楽作品は楽譜に記されているのが普通なので、読み方を習えば、読める気、わかる気がしてしまいます。実はこれは罠なのです。 語学において単語や文法を覚えれば、テキストがすらすら読めると錯覚するようなものです。話はそんなに単純ではありませんね。しかも、その単語、その言い回しは、書かれた当時に流行していた言葉で、その時代を生きていた人たちならみなそれに気づいて、特別なニュアンスを感じたかもしれません。ですが、後世の人はそこまでは気づきません。 あるいは、単に英語のひとつの言葉の発音を考えてみても、イギリスとアメリカでは大いに異なります。楽譜上では同じに見える音も、違ったように弾き分けたりします。 当時の人には当たり前にわかることが、現代人にはわかりません。逆に深読みしすぎたり誤解してしまうことも起きるでしょう。また、いちいち楽譜に書かれていなくても昔の演奏なら習慣的に行っていたことも、なかなかわかりません。こういうことは、当時の教則本などを地道に研究しない限り、気づきもしないことなのです。 ■現代の楽器は200年前とは相当違う また、楽器は時代を経るに従って改良を重ねられ、200年の間に相当違うものになっています。演奏しやすく、複雑なことができるようになった反面、音色が変わってしまったのです。 それに加えて、昔は各地に楽器職人がいて、町ごとに音色や音の高さが違っていたのです。ところが、だんだん小さな工房や工場は淘汰され、現在ではヨーロッパだろうがアメリカだろうが日本だろうが、同じメーカーの楽器で演奏していたりします。響きや音色の点ではまさに多様性の逆方向に進んでしまったのです。 ひとことで言えば、作品を、それが書かれた時代や場所に戻して演奏してみようという思想が、いわゆる古楽、ピリオド演奏と呼ばれているものです。 1980年代にこうした傾向が強まってくると、ことに偉大な演奏家と尊敬されている人たちが強く批判しました。いわく、ベートーヴェンが生きていたら、現代の楽器のほうを好むはずだ、とか。しかし、そう想像するのは勝手ですが、ベートーヴェンが知っていた楽器は、私たちのものとは大いに違っていたという事実はいかんともなしがたい。 楽器や奏法が時を経て変化したのには必然性がありました。重厚壮大な現代オーケストラの響きには、人を呪縛し麻痺させるような魔力があることも事実です。が、それはそれとして原点に思いをはせるのも大いに結構なことでしょう。(※中略) ■歴史的背景を知っていると感じ取れるものは全然違う イギリスの作家、コナン・ドイルはシャーロック・ホームズを主人公とする推理小説をたくさん書いて非常な人気を博しました。今の人にとってもおもしろいから、読み継がれ、繰り返し映画にもなっています。(※中略) ですが、勉強しないと、その文章が書かれた背景には何があったのかなんて、なかなかわかりません。当時のイギリスが非常な帝国主義の国家だったとか、ロンドンには植民地の物や人が大量に流れ込んでいたとか、あるいは社会制度とか。表面的な読書では、いくら丹念に読んでも、含まれている情報のごくごく一部しか感じ取れない。(※中略) ですから、音楽においても、歴史学的な発想は意味があるのです。今の常識とはまったく違う美のヒントがあるのですから。かつて古楽は博物館的だと非難されたのですけれど、博物館に行けば、いくらでも新たな学びや発見があるはずです。 そして当たり前ですけれど、いくら昔のことを勉強して演奏しても、その演奏家に音楽的な天分や魅力がないことには、誰も心ひかれないのです。これまた残酷ですが、それが真実です。 た(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
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